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クンベマヨ(ペルー)

Cumbemayo
(peru)

「クンベマヨ」3000年前の古代水路と奇岩群

ペルー北部アンデスの街、カハマルカ。その南西20㎞の地点に、「クンベマヨ」と呼ばれる遺跡群があります。クンベマヨという名は、「クンピ・マユ(精巧な水路)」または「ウンピ・マユ(細い川)」というケチュア語に由来するのだとか。その名の通り高度な技術で造られた細い水路と、水信仰にまつわるペトログリフ(岩面彫刻)が数多く残っています。3000年前に造られたという謎の古代水路を、さっそく見てみましょう。

「クンピ・マユ」の言葉に相応しい見事な水路。ジグザグにすることで、水の流れや量をコントロールしているのだそう
この水路は岩の奥まで続いています。いったいどうやって掘ったのでしょう?
水路の周辺には、幾何学模様や渦巻き模様が描かれた岩がいくつも残っています

この古代水路はペルー考古学の父、フリオ・C・テーヨによって発見されました。周辺では水信仰に関する遺跡も発見されていますが、それを作った人々についてはまだ何もわかっていません。「インカの温泉」で有名なカハマルカは、水の豊かな土地。いにしえの人々はカハマルカを潤す豊富な水に、何を祈ったのでしょうね。

さてこのクンベマヨですが、最近では水路見学より周辺の奇岩を散策するトレッキングのほうが人気のよう。火山岩が風化してできた不思議な造形は、訪れる者の想像力を掻き立てます。

馬?それともタツノオトシゴ?
クンベマヨを代表する巨大な岩の塊、「ロス・フライロネス(大修道僧たち)」
ロス・フライロネスの中は一部空洞になっていて、そこを通り抜ける「体内巡り」が大人気!

カハマルカ市内発日帰りツアーの催行により、毎日たくさんの観光客がこの岩の森を訪れています。考古学ファンにもアドベンチャーファンにも嬉しいクンベマヨと奇岩の森。歩きやすい服装でおでかけください。